
いや、慣れないことはするものではないね。前回アップ後、突然PCがクラッシュしまして、3日ほど格闘。最終的にクリーンインストールとあいなったのだった。
ところが、なぜかインストールが始まらず、バイオスのロゴ画面から、ブラックアウト、青画面、再起動とずっとループしやがりまして、どこにも進めない。AI君いわく「起動USBからインストールするしかないです。」とのこと。そんなものは無い。
ダメもとで会社でメディア作成を試みるも、セキュリティでUSBが認識せず、仕方なく十数年ぶりにネットカフェへ。今のネカフェって受付無人でシャワーもあるのな。びびった。ブースの扉は透明でそこに膝掛けをかけて目隠しするらしい。ちらっとみえたが隣のひとはどんな男?無事インストールUSBが完成。
帰宅後、早速インストールを試すも、うまくいかない。よく考えるとループして進めないのだから、インストールだってできないのだ。
AI君は今度はメモリが外れている典型的な症状だと言う。結局メモリは問題なくて、HDの増設ボードの接触が原因だった。おまえが関係ないHD外せって言うからだよ。
改めて電源を入れると勝手にインストールが始まった。USBいらなかったじゃん。
さて、前回はカムバック『I.O.I : LOOP』の話をたっぷり書いた。今回はその続編。10年前さなぎだった少女たちはI.O.Iを経て見事な蝶となった。何より10年も経つのに誰もやめてないというのがまず凄いよね。そしてそれぞれに成功してるし。いやあ、ドリームがある。
それでは、「で、あの11人は今どうしてるの?」スタート。
先に結論を言っておく。I.O.I という存在の本当のすごさは、解散したあとにあると思う。8か月で散ったプロジェクトグループが、11粒の種をK-POPシーン、更には芸能全体に撒いていった。そしてその種が、ソロで、グループで、女優として、見事に芽吹いた。現役のどのグループより「卒業生の戦闘力」が高いんじゃないか、と本気で思っている。
PRODUCE 101 の最終順位順に、一人ずつ答え合わせをしていく。
チョン・ソミ(전소미) ・1位/センター

PRODUCE 101堂々の1位にして当時最年少。今はThe Black Label所属のソロアーティストとして、『Dumb Dumb』『Fast Forward』とヒットを重ね、”パンクなバービー”とでも言うべき唯一無二の路線を確立した。極めつけは、今回のカムバック曲『Suddenly』で作詞に参加したこと。投票で1位に選ばれたあの末っ子が、今は曲の言葉まで作る側にいる。10年って、こういうことだ。
- 2019 … ソロデビュー シングル『Birthday』
- 2020 … 『What You Waiting For』
- 2021 … 1stフルアルバム『XOXO』(先行曲『Dumb Dumb』)
- 2023 … EP『GAME PLAN』/『Fast Forward』
- 2024 … シングル『Ice Cream』
- 2025 … 2ndEP『Chaotic & Confused』
- 2026 … I.O.I 復帰、カムバック曲『Suddenly』に作詞参加
キム・セジョン(김세정) ・2位

この人はカテゴリ分けが難しい。歌では I.O.I 後にgugudanを経てソロへ。演技では『学校2017』で新人賞を獲り、『The Uncanny Counter』、社会現象になった『社内お見合い』、さらにウェブトゥーン編集部が舞台の『今日のウェブトゥーン』(原作は日本の漫画『重版出来!』)にも主演。歌手としても女優としても一線級って、ちょっと反則だ。所属はBH Entertainment。
- 2016 … gugudan デビュー(6月)
- 2017 … ドラマ『学校2017』で演技デビュー・新人賞
- 2019 … ドラマ『君の歌を聞かせて(I Wanna Hear Your Song)』
- 2020 … EP『화분(Plant)』/シングル『Whale』/ドラマ『The Uncanny Counter』/gugudan 解散
- 2021 … 2ndミニアルバム『I’m』(リード曲『Warning』)
- 2022 … ドラマ『社内お見合い(사내맞선)』/『今日のウェブトゥーン』
- 2023 … 1stフルアルバム『문(門)』/シングル『My Season』/ドラマ『The Uncanny Counter 2』
- 2024 … ドラマ『Brewing Love(취하는 로맨스)』
- 2025 … シングルアルバム『태양계(Solar System)』/ドラマ『Moon River』/MBC演技大賞 最優秀賞
- 2026 … I.O.I 復帰
チェ・ユジョン(최유정) ・3位

I.O.I 後はWeki Mekiのメンバーとして長く活動。そのWeki Mekiは惜しまれつつ2024年8月に解散した。ユジョン自身は2022年にソロデビューも果たし、芝居でも自然な存在感を見せている。器用に道を広げてきた人。
- 2017 … Weki Meki デビュー
- 2018 … WJMK(宇宙少女+Weki Meki 合同ユニット)
- 2020 … Weki Meki 『Dazzle Dazzle』などカムバック
- 2021 … Weki Meki 5th EP『I Am Me.』(タイトル曲『Siesta』)
- 2022 … ソロデビュー シングルアルバム『Sunflower』
- 2023 … ウェブドラマ『Sound Candy』出演
- 2024 … Weki Meki 解散(以降はソロ・俳優として活動)
キム・チョンハ(청하) ・4位

言わずと知れた、ソロの頂点。「ソロでここまでいけるのか」という前例を、彼女が作った。圧倒的なダンスと歌唱で女性ソロアーティストの代名詞になり、もはや「I.O.I 出身」という枕詞すら必要ないレベルの大物だ。
- 2017 … ソロデビュー『Hands on Me』(『Why Don’t You Know』)
- 2018 … ミニアルバム『Offset』(タイトル曲『Roller Coaster』)
- 2019 … 『Gotta Go(벌써 12시)』
- 2020 … シングル『Stay Tonight』/シングル『PLAY』(feat. 창모)
- 2021 … 1stフルアルバム『Querencia』(『Bicycle』)
- 2022 … 2ndフルアルバム『Bare&Rare』(『Sparkling』)
- 2023 … MNH Ent.退所 → More Vision 移籍
- 2024 … 『EENIE MEENIE』
- 2025 … ミニアルバム『Alivio』(タイトル曲『STRESS』)
- 2026 … シングル『K-POPS』(with Anderson .Paak)
キム・ソヘ(김소혜) ・5位

わりと早い段階から演技の道に進んだメンバー。アイドル的な派手さで押すより、俳優として着実に現場を重ねるタイプ。映画『ユンヒへ』では新人賞も獲っている。こういう歩き方をする人がいるのも、I.O.I の層の厚さだと思う。
- 2017 … ウェブドラマ『Poetry Story(시이야기)』で演技デビュー
- 2019 … ドラマ『Best Chicken』主演 / 映画『ユンヒへ(Moonlit Winter)』(新人賞)
- 2020 … ドラマ『How to Buy a Friend(친구를 사귀는 방법)』
- 2021 … 映画『Guimoon: The Lightless Door(귀문)』
- 2023 … ドラマ『My Lovely Boxer』
- 2024 … ドラマ『The Tale of Lady Ok(옥씨부인전)』
チュ・ギョルギョン(주결경) ・6位

PRODUCE 101では”中国の奇跡”と呼ばれ、外国人メンバー最高の6位に。ナヨンと同じPRISTINでも活動した。その後は拠点を中国に移し、ソロ歌手・女優として大活躍。今回の不参加も、やはり多忙ゆえ。会えないのは寂しいが、活躍しているなら何も言うことはない。
- 2017 … PRISTIN デビュー
- 2018 … ソロシングル『Why』(中国デビュー)
- 2019 … PRISTIN 解散(5月)
- 2020 … 中国ドラマ『Miss Truth(御赐小仵作)』/『Legend of Fei(有翡)』
- 2022 … 中国ドラマ『Be My Princess(我的星球男友)』主演
- 2024 … 中国ドラマ『Romance in the Alley』
- 2025 … 中国ドラマ『Huai River Bamboo Pavilion(怀川竹亭)』主演
チョン・チェヨン(정채연) ・7位

元DIA、今やすっかり主演級の女優。『恋慕(The King’s Affection)』『金のスプーン』、2024年の『Family by Choice』と、出る作品が途切れない。所属はセジョンと同じBH Entertainment。歌から芝居へ、軸足をきれいに移した好例。
- 2015 … DIA デビュー
- 2018 … ドラマ『To. Jenny(투 제니)』出演
- 2019 … ドラマ『恋愛は初めてなので(My First First Love)』
- 2021 … ドラマ『恋慕(The King’s Affection)』
- 2022 … DIA 解散(9月)→ BH Entertainment 専属女優契約 / ドラマ『金のスプーン(금수저)』
- 2024 … ドラマ『Family by Choice(조립식 가족)』
- 2025 … ドラマ『에스콰이어: 変護사를 꿈꾸는 変護사들』(JTBC・主演)
キム・ドヨン(김도연) ・8位

ユジョンと同じWeki Mekiのメンバーだった人。抜群のスタイルとビジュアルで、モデル・女優としての存在感が大きい。グループ解散を経て、今は次の章を歩いているところ。映画『アメーバ少女たちと学校怪談:開校記念日』では新人女優賞を受賞。今後の女優活動が期待される。
- 2017 … Weki Meki デビュー
- 2018 … WJMK ユニット活動 / ドラマ『Short』で演技デビュー
- 2020 … ウェブドラマ『Pop Out Boy(아만자)』
- 2021 … ドラマ『同居人がGUMIHO!?(My Roommate Is a Gumiho)』
- 2023 … 映画『18 Youth』
- 2024 … Weki Meki 解散 / 映画『アメーバ少女たちと学校怪談:開校記念日』
- 2025 … ミュージカル『Anna X』舞台デビュー
カン・ミナ(강미나) ・9位

セジョンと同じgugudan出身で、解散後は女優として着実に評価を高めてきた。今回 I.O.I に参加できなかったのは、新しいドラマ作品が決まっていたから。サボりじゃない、むしろ働きすぎ。
- 2016 … gugudan デビュー(6月)
- 2018 … ドラマ『계룡선녀전(Mama Fairy and the Woodcutter)』
- 2019 … ドラマ『ホテルデルーナ(Hotel del Luna)』
- 2020 … gugudan 解散(12月)
- 2021 … ドラマ『Moonshine(밀주)』/ ウェブドラマ『Summer Guys』
- 2022 … ドラマ『カフェ・ミナムダン(Cafe Minamdang)』
- 2023 … ドラマ『ようこそサムダルリへ(Welcome to Samdalri)』
- 2024 … ドラマ『Love Untangled(러브 언탱글드)』
- 2025 … ドラマ『트웰브(Twelve)』(KBS2)
- 2026 … Netflix ドラマ『기리고』(4月公開)/tvN ドラマ『내일도 출근!』(6月〜)
イム・ナヨン(임나영) ・リーダー(10位)

I.O.I のまとめ役にして、解散後はPRISTINとしても活動した人。近年は女優にシフトし、『悪の花(Flower of Evil)』をはじめドラマで着実にキャリアを積んでいる。リーダーが地に足をつけて歩いているのは、なんだか嬉しい。
- 2017 … PRISTIN デビュー
- 2018 … PRISTIN V ユニット・シングル『Like a V』
- 2019 … PRISTIN 解散(5月)
- 2020 … ドラマ『悪の花(Flower of Evil)』で演技デビュー
- 2021 … ドラマ『Imitation』/ ウェブドラマ『Summer Guys』/ 映画『Twenty Hacker』
- 2022 … ドラマスペシャル『유포자들』出演
- 2023 … ドラマ『Unpredictable Family(예측 불가능한 가족)』
- 2024 … ソロ曲『Hardship Is Beneficial』リリース
- 2026 … I.O.I 復帰
ユ・ヨンジョン(유연정) ・11位

PRODUCE 101の最終回、いちばん最後の11番目に名前を呼ばれたのがこの人。あの瞬間の歓声は忘れられない。いろんな意味で。I.O.I 後はWJSN(宇宙少女)に合流。OST参加はメンバー最多。実は、このブログのファビコンを務めていただいている。
- 2016 … WJSN(宇宙少女)デビュー
- 2017 … ドラマ『7日の王妃』OST『You’re Dazzling』など
- 2019 … ボーカルサバイバル番組『V-1』優勝
- 2022 … Mnet『Queendom 2』出演・WJSN 優勝
- 2023 … ミュージカル『Lizzie』初挑戦
- 2024 … ドラマ OST / WJSN 活動継続
- 2026 … WJSN 10周年シングル『Bloom Hour』(2/25)
撒いた種は、ちゃんと森になった
こうして並べてみると、改めてとんでもないグループだったとわかる。
ソロのトップランナーが2人(チョンハ、ソミ)。歌と演技の二刀流が1人(セジョン)。看板を張れる女優が何人も(チェヨン、ナヨン、ソヘ、ミナ、キョルギョン)。グループシーンを支えた面々(ヨンジョン、ユジョン、ドヨン)。8か月で散ったはずの種が、10年かけてこれだけの森になった。
そして前回書いたとおり、その木々がいま『LOOP』という円のかたちで、また一か所に集まっている。
「TVだけがK-POPじゃない!」とこのブログは言い続けてきた。けれど、TVから生まれたこの11人の10年を見ていると、結局のところ大事なのは入り口がどこかではなくて、そのあと本人たちがどう生きたかなのだと思わされる。
10年、おつかれさま。そして、これからも。
ひとまず、イジェン・アンニョン。



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