OH MY GIRL 『Coloring Book』の速聴効果。
どうにもこうにも、詰め込みすぎなのである。
K-POPガールズの人たちはわりと曲間を埋めたがる人たちが多いのだが、それとは違い、コンセプトの段階でわざとそうやっているとは思うのだが、
曲間を埋めたがる人たちが多い故に、普通のグループになったと感じてしまうという残念な結果に。
せめて、リズムが一巡してからボーカルがのって欲しいものだと思う。
こういう曲調であれば、一度無音になってから段々ボリュームアップしてサビのたたみかけへ向かうのがPOPSのセオリーではないだろうか。
欲を言えば、サビの繰り返しのままフェイドアウトしてほしい。
これでは、わびもさびも無いではないか。どうかしている。
OH MY GIRL(오마이걸)
ヒョジョン(효정:HyoJung)
1994年7月28日
リーダー
ミミ(미미:Mimi)
1995年5月1日
ユア(유아:YooA)
1995年9月17日
スンヒ(승희:SeungHee)
1996年1月25日
ジホ(지호:Jiho)
1997年4月4日
ビニ(비니:Binnie)
1997年9月9日
アリン(아린:Arin)
1999年6月18日
OH MY GIRL – Coloring Book
と思ってたらですよ、リリースから数日聴き続けたところ、あれ!曲間が聴こえるではないか!
こ、これは・・・もしや速聴効果?
説明しよう。
速聴とは、普段聴いている音のスピードを早くして聴くことである。
2倍速、3倍速、4倍速で聴くことで、普段使っていない脳の部分が活性化され、頭の回転が早くなり、集中力、記憶力がアップすると言われている。
そして、『Coloring Book』の曲間も聴き取れる様になるのである。
そんな意識高い系、OH MY GIRLの音楽プロデュースをデビュー時から手がけるているのが『LIAR LIAR』のDavid Anthonyと共に今作の作曲者に名前を連ねる、72氏。
中の人は、主にアメリカやヨーロッパのミュージシャン、作曲家と韓国の企業の橋渡しをするエージェント会社the Key Artist Agencyの代表、チェ・ジェヒョク(최재혁)。
【idology 訳】アイドルメーカー:⑦プロデューサー・tKAA代表 / チェジェヒョク |サンダーエイジ
チェジェヒョク:そうです。 その部分が重要だったんです。 また、OH MY GIRLというグループが自分のアイデンティティを持つために必ず必要な部分です。
これは「アイドルメーカー」という昨年出版されたアイドルの裏方のインタビュー集に掲載されたもので、その一部が2月のidologyに転載されたものを翻訳したもの。
サンダーエイジさんではこれに未転載部分を含む記事にしてくれているので、ぜひとも読んでほしい。
「アイドルメーカー」には彼を始めとした7人のインタビューが掲載されており、それぞれその一部をサンダーエイジで読める。
【idology 訳】アイドルメーカー:②ダンストレーナー兼コレオグラファー /イソルミ | サンダーエイジ
それにしても、スタッフ全員が耳慣れて、曲に息苦しさを感じていなかったとしたら、なんだかなぁ。
次はまた、コンセプト変えてくると思うので、次回に期待。
個人的には、できれば新しいものじゃなくって、『CUPID』みたいなものがいいのだけれど。
イジェン、アンニョン。
ディスカッション
コメント一覧
「Coloring Book」、生歌だと曲のテンポを消化しきれてないのがモロに出てきちゃいますね
「Closer」のコレオは衝撃的でした
でもコレオが話題になっても振付師の名前が表に出て来る事自体が稀なのがいつも不可解でした
その点でもイ・ソルミの記事はいろいろ腑に落ちた興味深い内容でした